「居眠りをする人」8時から17時が勤務時間でしたが、毎日15時になると居眠りをする人がいました。居眠りといっても”うとうと”ではなく、机に伏せてガッツリと睡眠です。最初のころは、上司が頭を軽くたたいて起こしたり、周りの人も大きな音を立てて起こそうとしていました。その都度、本人は目覚めるのですが、いかんせん眠いのか数分経つとまた寝る始末。16時には部屋中”いびき”が響き渡っていました。そうなると、周りの人も仕事に集中できなくなり、仕事の質の低下、人間関係の改悪と悪いスパイラルに入りそうでした。上司、もしくは人事に勧められてたのでしょう。本人は病院に行くことにしました。恐らく精神科でしょう。帰ってきた彼は今も毎日同様のことを繰り返しております。ただし、周りは起こさなくなりました。叱ることもなくなり、いわゆる”放置プレイ”をし始めたではありませんか。医者に起こすのは逆効果、もしくは診断書が出て会社として対処できなくなったのだと思われます。そうなると被害を受けるのは一緒の部屋で働いている人ですが、そちらに関して、会社は無関心なようでした。私は部署の異動を人事に申し込み、他の部署に移ったので環境を変えることが出来ましたが、残った方は精神的に非常につらい日々を送っているはずです…。